マイホームリング仙台住宅レポート。宮城県青葉区愛子にて、お客様と建築家が創る家を見てきた。見学会当日はこの家を設計した【建築工房sora】の名前のような透明な青空!
本物の木の外壁と真っ白な外壁が美しく、海外の建築雑誌に出てくるような素敵な外観が見えてくる。外構成も完成したら、更にその美しさは倍増しそうだ。
1月なのにとても暖かい室内に案内されると、パイン材の柔らかい無垢の床にペタリと座り元気に遊ぶ子供たちがいた。クリーニングが終わり、はじめて触れる床なのに、もう馴染んでいるのに驚いた。
そんな温かい気持ちを込めて設計を行ったのが建築工房soraの修(おさむ)さんとアトリエF-STYLEの史江(ふみえ)さんのユニット。
建築は人を守る器だと言い切る修さん+建築家は町のお医者さんのように気軽につきあえる存在でありたいと言う史江さん。この二人の共同設計により、今回の住まいはお客様の小さな声までも拾い上げ、安心できるものに仕上がった。女性の繊細なセンスと男性の力強い器がみごとに調和している。
数名の建築家が共同で得意分野の力を発揮して1つの住まいを完成させるスタイル。これは住宅ではあまり見なかったスタイルだ。法律・構造・ライフスタイル・素材など多種多様で複雑になっている現代の住宅をうまくコーディネートするためには、このようなユニットとしての活動は今後は増えてくるだろう。
お客様の想いを1つ形にするのが設計の仕事。それが一番わかやりすく現れていたのがキッチンだ。一見すると、ただのキッチン。違いはリビングとの境に段差がある事くらいだが、実はこの段差が大きな意味をもっている。
お客様と、建築家の意見が大きく一致した部分。
それは調理を通して学ぶ事このキッチンは、食を通じ、子供も親も共に学び知恵をつくりあげる工房として設計されている 。そのため、子供が小さい時から料理に参加できるようリビング側は子供目線にできていた。
キッチンにあった段差は面白半分で作ったものではなく、綿密に計算された絶妙な高さに設計され、調理カウンターにの食べ物をリビングまで運ぶ。つまみ食いをする。叱られる。褒められる。食を中心として積極的に生活に参加し、学ぶキッチンとしてを実現していたのだった。
食の中には調理、廃棄まで含まれる。
良い素材の見分けかた、調理で学ぶ危険、仕事の段取り、作る者の苦労と作ってくれた人への感謝の気持ち、更には捨てると言う行為に含まれる意味。
言葉にするととても面倒で難しい事を、建て主である御夫婦は生活の中で子供たちに自然と理解してほしいと願っていた。
その想いのもう1つの現れがペレットを使ったストーブ。ペレットとは間伐などで建築材料にならなかった木材を固めて固形燃料にしたもの。人工の小さな薪と考えても良いだろう。
このペレットストーブ。煙やにおいをまったくと言っていいほど意識させない。最初言われるまで炎がある事するら気がつかなかったくらいだ。これも自然と人間の関係を生活の中で感じるきっかけになる。エネルギーやエコに対する考えも自然と身に着くような気がする
この家はキッチンと暖房で世界の抱える食と自然問題とつながり、生きぬく知恵を見につける住まい。なんて、でっかい家なんだろ!うそう勝手に感じてしまったマイホームリング仙台管理人でした。
今後この2人の活動にも注目だ!
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