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タカハシ建築工房住宅完成見学会レポート Vol.4

タカハシ建築工房松島くぬぎ台の家

タカハシ建築工房の完成見学会を今まで見てきたが、今回の外観は今までのタカハシ建築工房のイメージとは少し違う重厚なつくり。

レンガタイルの外壁と瓦の屋根が堂々とした雰囲気。シンプルでライトな建物を設計するのかと思っていたが、重厚な住宅も上手にまとめてあり設計力の幅の広さを感じた。堅牢さ、メンテナンス性に関してお客様と十分に検討して選ばれた素材でできた家だ。

勾配天井のリビング

住宅を設計するものであれば、誰でも自分のコダワリがある。工務店や設計事務所の中には、自社の方針に合わないお客様はお断りする会社も存在する。良い住いをつくるためならば、それも1つの会社の方針としてあるべき姿。

しかし、タカハシ建築工房の高橋さんの考えは少し違う、自分の作りたい住いと、お客様が希望する住いの希望がすべて一致するとは限らないと考えている。そして、考えの違う事を受け入れ、新たな考えと価値観で住いを考える。

住宅内部

タカハシ建築工房は木の家、自然素材の家づくりを追求しているが、お客様がしっかりした意見をもっているのであれば、その意見に納得し、既製品を使用したり、無垢材以外の木を使用する場合もある。

高橋さんにとって、住いは自分自身を表現する場となるのだが、それ以前に住いはそこに住む人が一番幸せに楽しくなる事が一番大切だと考えている。

実際に、今回の住いでは2階は家族の意見と要望を十分理解した上で既製品の建具を採用した部屋となっていた。

しかし、これは価格を下げて利益を増やすための選択とは意味が大きく異なる。注文住宅をつくる会社として、ベストのものを選択しているのだ。

ケヤキの木の床の間

どんなに既製品の建具や無垢材以外の建具を使っても、安全性はしっかり確認し、高橋さんの目で見て安心できるものを使う。

これは譲れない部分。そして出来る事ならば、既製品であってもなるべく本物の木を選ぶ。

一階の和室にある床柱、木の形状をそのまま活かした横の間の落としがけ(横に渡っている木)これは自社の資材庫で長年乾燥保管し、自社でカットし製材したものだ。輸入された木材ではない。

畳の材質も、安全性を追求して紙や樹脂の畳表が普及している今日でも、本物の植物イグサの畳表を採用してる。

イグサの畳と防災瓦

タカハシ建築工房の家は「自分の家族も安心して住める家」そのために、既製品と本物の木が混在していても、利益を増やすための既製品の採用とは意味の違う素材選択。

家族を守るための譲れない選択なのだ。屋根の瓦にしても、多少の金額差であれば昔の釘や銅線で固定する方法とは違う安全なもの、ステンレスのビスでしっかり一枚一枚固定する防災瓦を使う。

このような地震に対しての考慮も、家族を守る気持ちを軸に行っている。

タカハシ建築工房の住宅模型

それぞれ工務店、ハウスメーカーによる仕様やお勧めがあるが、数十年の間住む人にとって快適である事が第一優先であってほしい。

注文住宅としてベストな工法や素材を提案してほしいと考えている人にとってタカハシ建築工房は依頼しやすい存在だろう。考えや方針、仕様が合わない人。

他社に行ってみたが価格面で折り合いがつかなくて相談に来る人もいるのだ。

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