タカハシ建築工房の家づくり。家族が安心して住める家づくり。そのためにあちこち素材を探してつくりあげた自然素材の健康住宅。
仙台は松島に完成した今回のお住まいも健康面でも安心でき、更に心の面でも安心できる家づくり。注文住宅としてお客様のオーダーメイドに応えるべく古風な雰囲気を重視したものになっていた。
それは建物の外観からもうかがえる。屋根の下の部分の外壁を白い漆喰風に仕上げた昭和レトロなデザインを取り入れ、昭和30年〜40年代の家が多く残っている町に新しい住まいの顔を自然と溶け込ませている。地元松島で生まれ育ち、松島が大好きなタカハシ建築工房だから気がつく、人と町と建物への気持ちではないだろうか。
自然素材を使用し家族が安心して住める家を作るタカハシ建築工房だが、今回はお客様の要望もありココロも安心できる家づくりとなっている。それがこの
内部のデザインだ。とても懐かしい古民家のような昭和のような、ふとすればペンションを思わせる古風なデザインの家はゆったりとした時間を感じさせ、心の健康住宅に仕上がっている。照明器具も古風なガラスの傘を採用するこだわり。
木の家と言うと、気の素地をそのまま出したものが多い。それはタカハシ建築工房でも同じだ。黒っぽく塗ってしまう事で木の良さが失われるような気がしてしまう。しかし、実際に見てみると微妙に色の濃淡が出ていて実に表情豊かな仕上がりになる。代表の高橋さんによると、木の年輪の堅い所と柔らかい所、樹脂を多く含む部分とそうでない部分により塗料のしみこみに違いが出てこのような表情になるそうだ。
もちろん普通のペンキを塗ってしまってはこのような豊かな表情は出てこない。自然素材で作られ、木の呼吸を邪魔しない塗料やワックスを使う事で独特の鈍い艶が出てくる。黒く塗られた木部をより際立たせるために壁面を明るい色でまとめるのも大切なポイント。このお住まいでは布製の壁紙が使われ、布と木の自然の光沢が落ち着いた雰囲気を更に品のあるものにしている。
注文住宅で建てるのだから、様々な希望があるのはあたりまえだ。ではどのような希望があったのか?全体的にレトロな雰囲気、古民家のような雰囲気にするのは大前提だが、その他にも細かな注文を見る事ができた。一つはこのペット用ゲージ。階段の下のスペースを利用してワンちゃんの専用スペースが設けられているのだ。普段は家族と共に過ごしていても、掃除の時や犬が苦手なお客様が来た時など、重宝するスペースとなっている。とても可愛らしいオーダーメイドだ。
もう一点は、この小窓だ。朝、新聞を取りに行く時、リビングから玄関にある郵便受けまで歩いて行く必要が無い便利な小窓。リビングの壁にあるこの小窓をあけて手を伸ばせばすぐに新聞が手に取れる。なかなかのアイディア注文だ。注文住宅だからと言って何でも実現できるわけでは無いが、こんな細かい事でも可能な限り実現させようとする気持ちからも、お客様の家づくりへのこだわりとタカハシ建築工房の意気込みによるコラボレーションが生み出すアイディアだろう。
雰囲気は良いが、日常のモノはどこに?もちろん日常の生活も十分に考慮されている。1階の和室の床下は、そのほとんどが床下収納になっている。2階の小屋裏には数畳分の大きな収納。そして雨日でも屋内乾しが可能な洗濯物干しスペースも設けられている。
一階のリビングにモノが見えて来ないよう工夫されているが、実際には家族の日常のモノを沢山取り込むスペースがある。レトロ、古民家風といった雰囲気だけに流されないしっかりとした設計計画だ。あくまでも安心できる生活を軸に住まいを考えているタカハシ建築工房らしいお住まいでした。