宮城県の地元住宅会社”高勝の家”は豊富な住まいのバリエーションと、とことん注文が特徴だ。涌谷町で開催された完成見学会に行ってきた(2008年3月末)
今回のお住まい。過去に見学会で見た外観と似ているような気がしたので、「以前の見学会のデザインと似ていますよね?」と質問してみた。思った通り、完成見学会に参加した際、そのお宅のデザインがとても気に入ったので参考にさせて頂いたとの事。落ち着きがあり、流行り廃りの無いデザインはさすが人気が高い。見学会で本物を見、自分の家の参考にするのは確実で間違いのない方法だ。無理に他人と違うデザインにする必要は無い、自分が良いと思ったならばどんどん取り入れるべきだろう。似たデザインの家が多くなると、地域の町並みとして特徴が出てくる。街の景観をつくる要素として雰囲気の近いデザインは重要な意味をもつようになるからだ。
注文住宅の良い所は、どれだけわがままに応えてくれるのか?と言う点に尽きる。今回のお住まいは生活の便利さを大切に考えて、お客様の要望をとことん取り入れているようだ。見学会でなるほど!と関心したご注文を紹介しよう。
梅雨の季節、雪の降る日は屋内で洗濯物を干したい。でも、普段は物干し場と言った感じにはしたくない。電動式と言った大げさなものも必要ない。そんな要望に応えるために簡単ワンタッチで設置できる物干し金物が設置されていた。天井に輪のついた棒を差し込んでひねるだけ。重たいものが苦手な女性でも気軽にセッティングできる物干しだ。簡単操作で2階のホールは洗濯干し場に変身する。なかなか実用的なご注文。見学していたお客様からも「ウチにもコレが欲しい!」という声が聞こえてきた。
蓄熱式暖房機が設置された和室。夏の和室に使わない暖房器具があると言う気になる風景は見た事があるだろう。人によっては夏に暖房器具を見るだけで暑苦しく感じる人も居るだろう。それをなんとかしたい。そんなご注文にも建具1枚で見事に応える工夫が和室にあった。けんどん式と言われる方法で建具をはめ込むと、暖房機の存在はまったく感じない部屋に変身する。建具1枚の工夫でここまで部屋をかえられるのは驚き。夏場の暑苦しい雰囲気もだいぶ解消されそうだ。もちろん高気密高断熱、エアコンもあるので暑くは無いのだが、気持ちや雰囲気を大切にする心が嬉しい。
リビングにはこんな贅沢なご注文。高勝の家の注文住宅はいったいどこまで応えてくれるのだろうか?大型の薄型テレビ+音響機器が綺麗におさまる壁面収納と思っていたら。なんと大型スクリーンが降りてくるではないか。更に天井からプロジェクターで大画面が映し出されて映画館のように変身してしまう。これだけ大きなスクリーンがあるならば、大きな薄型テレビは不要では?と思うほど。大迫力の映像を満喫したいお客様のご注文にお応えしたものだ。高勝の家の注文住宅。ここでは紹介しきれないほどの工夫があり、注文住宅の名に恥じない贅沢仕様がたくさん盛り込まれていた。完成見学会は注文住宅が面白い。
住まいのありかたは様々。核家族として住む家、おじいさん、おばあさん、子供、孫も住む家。特に異なる世代が住む家では世代ごとの常識や習慣の違いがあり、お互いの価値観を尊重する家づくりが求められため、非常に難易度の高い家づくりとなる。高勝の家をレポートして感じる事は、この異なった価値観が同居する家づくりのツボを心得てると言う点だ。和室があり、シアタールームもある。親戚一同が集まる時にも、食事を運んだり、片付けたりする廊下とお客様が行き来する通路を分けて配置すると言った地域の習慣や生活、2世代3世代同居の生活を熟知している設計にいつも関心させられる。
住まいの形、間取り、地域生活習慣。本当にその地で必要とされている住まい方を、お客様の立場で一軒一軒考えて注文住宅として実現させる。”人を大切にする家づくり”これが高勝の家の得意分野なのかもしれない。その心はいつも見学会の玄関ホールでお客様を迎えている花束にも現れている。昔からの根強いファンが多いのも頷ける。今回感じたhome+は、わがままいっぱい楽しさプラス、そして異なる世代も上手にプラスされていました。